2000年 4月26日 |
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自分更新日記 |
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テキスト庵 | ||||
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気圧が下がると赤ちゃんが産まれやすいし、人が亡くなりやすい。 そんなことを妹から聞いたことがあった。
病院に行き、いつものとおりに集中治療室へ向かう。 まだちょっと面会時間に早かったので専用の待合室に入る。 「?!」なんだかいつもと違う。 なんだろう? 考えてみた。 人が少ないのだ。 いつもだったら、20人ぐらいの人が来て、面会時間を待っているのに今日は私とBちゃんの家族ともう一つの家族のみ・・・。 思わず「なんだかいつもと違いますよね」とその家族に話しかけてしまった。
「昨日、何人か逝かれたらしいですよ。」 とのことだ。 内心「そうかぁ、雨で気圧下がっていたもんなぁ・・・」と。 つくづく人間は動物なんだなぁ・・・と思った。
Bちゃんは徐々に回復に向かっているような気がする。 一昨日よりも昨日、昨日よりも今日、少しずつだけど動きが大きくなってきている。 浮腫みも引いた。 安定している。 一昨日ぐらいからホワイトボードを使って「筆談」をするようになったのだけど。 初めて書いた文字が「死」だったときには、思わず泣きそうになった。 みんなで首をブンブン振りながら「肺炎なんだから、死なないよ」と「がんばらないとダメだよ」と書いた。 小さくうなずいていたけど、やっぱり、考えるよね、集中治療室のベッドに横になったらさ「死」をさ。
でも、今日は、苦しそうにうめいて周りがザワめいたとたんに「ぷぅ〜」と屁をかます・・・というワザまでやってのけた。 そのあと、ニヤッと笑ったBちゃんみて「あんたは死なない!」とみんな爆笑した。 このまま、着々と回復してほしーなぁー。
心配事は色々ある。 バカバカしいことなんだけど。 彼氏と街を歩いていて、歩道の信号が青になったので渡り出した。 すると赤信号をブッちぎって走ってきた車がいた。 彼氏は、私の顔をみながら道を歩いていたので、あと一歩で跳ね飛ばされる所だった。 ものすごくビックリした。 とうの本人は、何事も無かったように、さっきまでの話を持ち出して話しつづけていたけど。 私の心臓はバクバクしていた、暫くの間。
彼氏の話を聞きながら、頭の中では「あれ、もし、一歩間違ってアクセル踏んでる車に轢かれていたら・・・」とシュミレーションしては背中がゾクゾクしていた。 それきり、なんだか背中が痛い。 気持ち悪い。 たぶん、精神的なものだとは思うのだけど・・・。 彼に今、死なれたら、とても困る。 彼も困るだろう、やりたいこと、やらなきゃならないことに囲まれてるのに。
起こらなかった事を「もしもあの時・・・」と考えて悩んだりしていることがバレると、多分、彼は嫌がる。 超現実的な奴で、そこが良かったりもするんだけど。 やっぱり心配だよぉ〜。 ま、言わないけどね、面と向かってわ(ウザイだろうし)。
小さい頃から、突然、自分の周りにいる人の「死」を想像してはものすごい恐怖感に襲われる・・・という癖がある。 小学校の時は「母親が寝ている時に死んでしまったらどうしよう」と考える時がよくあって。 自分が夜中に目を覚まして、彼女が寝ている寝顔を見ると、恐くて恐くて(もう、死んじゃっていたらどうしよう・・・とか考えている)鼻のしたに、そっと自分の指をかざして、息がかかることを確認して。 やっと安心して眠れる。 そんな感じのことが良くあった。 その対象が妹に移ったり、隣で眠っている彼氏に移ったり、色々だけど。 自分の変な想像力に自分が負けそうになる時があるのだ。 今は、以前にくらべて、そんな事が少なくなったけれど。 でも・・・やっぱり身近な人が亡くなるのは嫌だ。 コワイ。 自分の死については想像してみても、それほど恐怖感は無い。 今日の「飛ばしていた車」に跳ね飛ばされたとしても、なんだか、それでも仕方ないような気もする。
そして、猫2号(デブ)の調子もなんだか悪そうだ。 こんなことは今までも何度かあったので。 明日、調子を見て、まだ調子悪そうだったら獣医に連れていこうと思う。(だいたい今までは、翌日になると、エサァ〜と大騒ぎするので・・・、今回もそうだと良いなァ〜と祈りつつ。)
私は平気なのにねぇ〜、このカラ元気、分けて上げたいよ〜まったくぅ〜←カラだったら入りませんって・・・。
みんながんばれぇ〜
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