その10
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だっぷん少年 |
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女友達と、「どれぐらいの頻度で変質者見る?」という話しをしていて気がついたことがあります。 それは・・・ 「私は良く、そういうのを見るほうらしい」 っていうこと。
最近は、それほどでも無くなったけど(まだ寒いからっていう意見もあるけどね)、以前はなんか良くそういうヒト見てましたね。 夜中に女友達Yと2人で夜道を歩いていると、反対側から白いスーツを着た背の高い男の人が歩いてくる。 両手をぶらーんとぶら下げたまま。 なぜか? その両手の位置が気になっていたんですが・・・。 特別気にも止めずに、友達と話ながら歩いていました。
と、その白スーツの人とすれ違う時に、彼が、思いきったように「あっ!!アノぉう!!」って声をかけて来たんです。(ちょっと、うわずって、細い声、でも力強い・・・っていうワケわからん声だったなー)
ナンパするような人って感じでは無かったんです。(ちゅうと半端なロンゲ、ちょっと不思議な感じに時代遅れなカッティングの白いスーツ、メガネ、年齢は多分・・・ん〜・・・30代前半?とうか、ちょっと年齢不祥クサイ感じ、色白、痩せ型)
「はい?」 と2人で次の言葉を待ちました。 そしたら・・・ 「は・・・初台の駅はどっちですか!」 と吐き出すように、すごい口調で言ったんです。 その口調にビビリながらも、 「あ、初台の駅は、ここの路を真直ぐに行って、甲州街道に出て右に曲がって・・・」 言いかけている途中で 「あんた!どっかに失せろ!!」 と、友達Yが怒鳴るような勢いで言い放ったんです。 内心(え?まずいよー、そんな失礼な言い方したらー、かわいそうジャーン!)と思いつつ、友達の顔を見ると、すごく怒ってる顔をしてます。 その白スーツさんは、「ハッ!」とした顔をして、早歩きで甲州街道に向けて立ち去っていきました。 その小さくなる後姿を見ながら 「ねー、なんであんなこと言ったの?」と聞くと・・・ 「あんた、気がつかなかったの? アノ人・・・ブラブラさせてたんだよ! ファスナーのところから!!馬鹿!」 だって・・・私、ブラブラしてる両手見てたのに、違うブラブラには気がつきませんでした。 とほほ。 確かに・・・終電なんかとーっくに無くなってる時間だったんだよなー、あーあ。
また、あるときは、やっぱり朝方、始発で自分のアパートに戻ってる途中の住宅街でした。 徹夜明けで(仕事にて)、もう、頭の中は「家に帰って寝るんだ!」っていう事で一杯でした。 でも、小腹が減っていたので、途中で、セブンイレブンでアイスを買って食べながら歩いていたんです。
ボーっとしながら黙々とアイスを食べ食べ歩いていると。 後ろからブーンとバイクが追い抜かしていきました。 気に止めませんでした。 追い越されるのは当たり前です。 相手バイクだし(笑)。 でも、そのバイク、私から50Mぐらい先で止まったんですね。
まだ気に留めず、そのバイクまであと5M・・・というところまで行った時です。 バイクの運転手君、ヒラァ〜リ・・・とバイクから降りたと思うと、私の目の前までタタタッと歩いてきたんです。 私は「ん?知ってる人?」と思ったんだけど、何せ、そのバイク君、バイク用の上下を着用してる上にモトクロス用のフルフェイスのヘルメットまで被ってるんだもん、誰だかなんかわかりゃーしません。
と、私の1M先ぐらいまで来た・・・と思ったら、おもむろにパンツを下ろしてしゃがんでしまったんです! 私の頭はパニック!!「なに?なになに?おうちまで我慢できなかったの??? 見ちゃいけない、失礼だ、可哀相だし、でも、なんでここで? もっと陰とかさ!」とか考えながら、目を反らしました。 (だって、見たら失礼かな? とか思ったんだもん)
と・・・ソノ時・・・バイク君こう言ったんです。 「おねいさん! 見てて!!」 そして・・・お下劣な音と共に・・・脱糞なさりました・・・ナムアミ〜。 私、目の前で起きていることが全く理解できず・・・ちょっとの間固まりました。 だって、脱糞ですよ! 脱糞! 何度でも言っちゃいます、だっぷん!!(たしか下痢だった・・・←見てるんじゃん・・・) っんげっ!! と正気に戻った私は、すんごい勢いでもうダッシュ!! 走りに走りました!! もう、アパートまでまさに「飛んで帰った」状態です。 こわかったんだよん(泣)。
アパートに入ると、鍵閉めて、チェーンしめて、いつもは閉めないもう一つの鍵までしめて。 ブルブル震えてました。 だってさー。 相手、バイクだぜー? 追いかけようと思ったら、アッと言う間でしょう?。 (内心・・・バイクが通れないような、家と家の間の路とか通って帰ってくれば良かった! とか思ったけど・・・もう遅い・・・)
急いで、女友達に電話して(俗に言う、電話でたたき起こしたっていうやつ)、今あったことをチクイチ、ご報告。 そして「ねぇ、私って大丈夫だよね? ね?ねぇ!!!キーーーッ!」と・・・ヒステリー気味。 相手は、「あんたさ、大丈夫も何も、今、そうやって電話してるんだから大丈夫だよ。」と冷静なお言葉。 ちょっと、落ちつきを取り戻し、ふと・・・目の前にある鏡を見上げると・・・、脱糞目撃以前に自分で食べていたメロンアイスが・・・べっとり髪の毛にくっついてるわ・・・コーンは握りつぶしていて、残骸をまだ握りしめていたわ・・・ひどい状態でした。
いやー、若かったんですね。 あの時。 今だったら、また、あの「脱糞バイク少年」に会ったとしたら・・・脱糞したとたんに、ウンコ座りの肩をドンッ!って後ろに突き飛ばすでしょうね。 ご自分の糞の上にシリモチついたら・・・さぞかし、楽しいでしょうし(え?スカトロさんとは違うのかな??)。
とか言いつつ・・・もう見たくありません。 また見たら・・・きっと、確実にダッシュしてしまうと思うし・・・とほほ。
問題は・・・何が楽しいんだろう? 脱糞人に見せるのって? ああいうのも・・・露出趣味・・・って言うの? 違うの? 見せるのだったら、「見るのが楽しい人」を探せば良いのになあー。 それにしても、突然、前触れもなく・・・っていうのは卑怯だよなぁー。 ブツブツ・・・。
その他にも、色々な人がいたなぁ〜・・・。 長くなったので、他の人達の話は、また今度。
でわごきげんよう←なぜ?この口調に?
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