その36 |
||
|
小指の思いで? | |
♪あなたが踏んだー小指が痛いー去年の夜のーこゆびーがいーたいー♪
と思わず歌っちゃいました。 ええ、小指が痛いんです。 それも「足」の。 去年、今年と大流行の「ミュール」そう、俗にいう「サンダルちっくな履物」ですわね。 エエ。 私もご多分にもれずに履くのです。 ときどき。 「うわー、足だけ春っぽくてすてきぃ〜(過大評価)」と楽しくなるのです。 っんが! しかーし・・・痛いんですよ。 小指が(泣)。
実は、去年の今ごろ右足の小指を「骨折」していました。 そう、ボッキリやっちゃったんです。 見事に折れました、ハイ。 理由? ものすごくカンタン・・・踏まれたんです。 彼氏に・・・キィ! いや、わかってるんです「悪気は無かった」というのは実に良く。 だいたい、彼がよそ見をしてしまうキッカケをあげたのは、この「私」なんですから。
「あーいつのまにこんな所に新しいカフェが出来たんだァ〜」との私の声に気を取られた彼が、ゴキッ!と私の小指だけを踏んだんですよ。 私の靴の上からトレッキングシューズで! 体の内面から響く「ゴキッ」という鈍い響きと、頭直撃する痛みに、思いっきり彼のことを両手で突き飛ばしてました。 「ごえぇーーーーー!トレッキングシューズなんかダイキライダー!(←こ憎らしい)」とかワケのわからないことを叫びながら。(こんなときに、可愛くできる女性は偉いと思います。 いや、マジで。) 彼、唖然←気持ちは良く分かる。
それっきり「歩行困難(というか・・・歩行不能?)」になった私をタクシーにて救急病院に運んでくれました。 ええ、折れてました即折です(←?)。 ええ、ええ。 翌日から、小指は「小ナス?」って状態です。 2倍に腫れあがって、きれーな内出血紫色。 思わず「おいしそう・・・」と思うものの、歩くたびに激痛。 イデデ、イデデです。
そんなこんなで完治するまでに約3ヶ月。 そして、今年の夏もミュールを履くたびに鈍い痛みが・・・。
この経験を通して学んだもの。 キングコングと友達になるのは難しいってこと。 ほら、コングがさ手に握ってる女の人いるでしょう? まぁ、仮にジェーンとしましょう(勝手に命名、誰か名前覚えてますか?)。 コングが、うわぁージェーンかっわいい! って頭をなでようと、人差し指で優しく頭を突ついたら・・・ジェーンの首が「ボキッ」と折れる可能性大!でしょう? これは一種の不可抗力でしょうねぇーうーん。
ミュールを履くと思うのは、ジェーンの気持ち。
|
||
HOME | NEXT |