その40 |
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風俗と美容院 | |
ちょっと前から思っていること。 それは・・・「女性にとっての美容院」と「男性にとってに射精産業(風俗)」は位置的に似ているのではないか? って事。
「溜まったものを出す」「射精したい」っていうのが男性の本能の一部だとしたら。 女性の「綺麗になりたい」というのも、一種の本能だと思う。 人の目よりも自分の目を意識して装うことって結構あるから。
似ている、と思う点は。
1) なかなか合う美容師さんにめぐり合えない。 これは、男性が「お気に入りの風俗嬢」を探すのが難しいって事と似ていると思う。
2) 大きな店(有名店)だからといって安心という保証が無い。 やっぱり、サービスは個人の商売。 なかなか、保証って取りづらい。
3) 失敗すると、そのあと情けなくて泣きたくなる。 女性の髪型は、パーマが伸びるまで、髪が伸びるまで、なかなか解消されない問題だけど。 男性だって「しくじった」と思ったら、かなーり暗い気持ちになると思うんだけど、どうだろう?
4) いかにも「流れ作業で客さばいてまーす」っていう態度されると、非常にムカツク。 さっきまで、鏡越しにニコついていた美容師さんが、見るからに「上得意、金持ちブリブリ」のオバ様が入ってきたとたんに、「ちょっと失礼!」と投げるようにいって、腰ひくーくして、そっちに挨拶に行く・・・とかね。 なんだか、ちょっと・・・。 「あーあー、どーせ、あたしゃ金持ちじゃないよー」とか卑屈になってみたり。
5) 間が悪いと、ぼったくられる。 風俗に「ぼったくり」があるのは、ほとんどの人が知ってると思うのだけど(そのテクは詳しくはしらないけど。) 女性が美容院に行く時も、そういう事が結構ある。 「髪の色がまばらになってますよーカラーリングしましょーよー」「根元だけちょっとパーマかけるだけですごく違いますよー」「髪いたんでますねー、トリートメントしたほうが良いですよー。」 すべての提案に「うんうん」とうなずいていたら・・・お会計「4万円でーす」とかになる可能性だって大だ。 「最初の予算は1万円だったのになぁー」 と帰り道さぶーい思いをすることだってある。
ね? 似てるでしょう?
そうしてみると、「カリスマ美容師」はさしずめ・・・「フードルちゃん」っていう位置付けになるんだろうか?
こんなクダラナイ事を考えてしまう理由は。 私は、美容師運がホトホト無いと思うからだ。 今まで、何千回って髪を人に切ってもらってきているけど。 本当に「これだ!」って思える美容師さんにめぐり合ったのは、3人ぐらいだけ。
でも、1人は、「親の商売が上手く行かなくなった」という話を私にしてくれてから、なんだか、すぐに髪を切りながら耳元で「いいトリートメント入荷したんだよー」(一万円)とか、「ストレートパーマかけると良いよー」(私の毛質はストレート)とか、変に営業がウザくなったので行かなくなった。
もう1人は、すごく腕があって、よい人だったんだけど、急に宗教に目覚めて。 行くたびに「観音様ってさー」とか「ハルマゲドンはね」とか・・・ずーっと言うようになってしまった。 髪を切って気分転換! なんて出来やしない。 終わると「輪廻って・・・」とか、斜め上を向いて歩いているような状態になるので・・・行くの辞めた。
もう1人は、ある日予約を入れようと電話をしたら繋がらなかった。 直接店を覗いたら潰れてた。(←これつい1週間前の出来事)
そんな感じ。
髪がそろそろ伸びてきた。 切りに行きたいんだけど・・・。 良い美容院が見つからない(泣)。
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