その42

　新しいデジカメの話を男友達としていた。

その話から「オナニーのおかず」の話になった。　「どういう写真がおかず向きか？」という話題になった。（なぜ、そういう展開になったのか？　は自分でも謎）

　彼らは（2名）、それぞれに色々なことを言っていたけど、「想像範囲だなぁー」という感じ。　1人は「女性の裸」「男女の絡み」「局部」の写真だそうだ。　もう1人は「絡み見ちゃうと、相手の男が羨ましくて自分が情けなくなるから」という理由で「女性の単独裸」「レズもの」「オナニー」と、そんな感じらしい。

　うん、そういうもんだろうね。　きっと。

　多分、私には言えないもっと「妄想ちっく」なものも、個人個人の中にはあるんだろうけど、それはあくまでプライバシーなんでツッコンで聞くことはしなかった。　話の流れ的に「じゃぁ、ナナこはどういうのがオカズになる写真？」と聞かれて、うーむ・・・と考えてみた。

　「手」

　と答えた。　2人とも「はっ？」と私の顔を見る。　なっとくできねーよ！　って顔に書いてるようだ。

「だからさ、手！」

　「手の写真？」「そう」「ばっかだぁーーーーーーーーー！！」

　どーせバカですよ。　フン。

　私は、手フェチです（大告白！←だからなに？）。　以前、彼氏とそうう話をしていたときに（電話で）も同じ事を言って笑われた。

　まぁ、詳しく言うと「手（男性の・・・できれば好きな人の手）が、何かをワッシ！と掴んでる写真」とかにグッとくる。　「タオルを掴んでる手」とかは、わたし基準で「最高！」です。

　手・・・というよりは、二の腕から下からぐらいの「腕から手にかけて」のラインかなぁ。　モノを掴んでいる男性の手っていうのは、例外なくちょっと筋張っていてすごく「オス」を感じるんだけどなー。　手の形っていうのも「変」だし、エロいと思う。　

　ああいった「固そうな手」が自分の「やわらかそうな肉」をもてあそんでる図というのは、見ていて感動（いや・・・欲情）する。

　「固いもの」と「柔らかいもの」のギャップ。　質感の差に欲情する。

「固い胸に押しつぶされて、形がゆがんでる自分の胸」とか、「固い指が少しのめり込んでいる、自分の腰」とか。

　自分には「無い」ものだから、欲情するんだろうか？　どんなに体を鍛えても、ホルモンの関係でなかなか「筋張った腕」は手に入らない。　手に入らないものに対する憧れなんだろうか？

　それにしても「手」がおかずになるなんて・・・。　と、友達2人は、結構唖然としていた。

「安上がりだな」

　だって・・・フン。

あなたのおかずは何ですか？

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