その49 |
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はじめて見た時 | |
初めて、男性性器を見たのは。 小学校1年生ぐらいだったと思う(お父さんのは除く)。 近所のガキ大将のトムくんが、彼の家の庭で遊んでいるときに突然「みんなぁー、みるんだぁ〜」と叫びつつ、縁側へよじ登りパンツを下ろした。 両手は腰の態勢だ。←なぜ威張る? 私とユキちゃんは「ふーん」と見ていた。 内心「マシュマロみたいだなー」と思っていた。
14歳になって、当時の彼氏と「ちょっと深い中」(←アヤフヤ過ぎ・・・)になって、その「マシュマロ君」に再会する機会が出来た。 それまで、性的イタズラを受けたことはあったけれど、幸か不幸か? そういうイタズラをしてくる男性達は、みんな、私の体に触る程度のチョッカイだったので、彼らの「マシュマロ君」にご対面することは無かった。
真っ暗い彼の部屋でキスをしたり、体を弄られたりしていたのだけど。 耐えきれなくなったみたいに、私の手をグッと掴み、彼のマシュマロ君へと導いていった。 パンツの上から手が触れた瞬間・・・ 「!!!!!????」 私の脳味噌はパニくった。 「何?? ナニナニこれ?? なんでこんなに固いの? マシュマロはどこへ???」 私の動揺にも気がつかず、彼はまだ「良い気分」の中だ。 確かに「興奮すると立つらしい」という情報ぐらいは持っていた。 でも・・・そのブツは「立っている」なんて生やさし状況じゃなかった。 「まずいよ、これ、なんだよ、これ、鉄の棒じゃん! マジ? これ、マジで肉? 肉と血?? これ、本当に体の一部? もしかして・・・もしかして・・・大きい方が良いって男同士は言ってるし・・・まさか・・・見栄をはるためにコケシとか仕込んでる??」
本当に、股間に「コケシ」を入れてると思った。 もうちょっとで「こんな冗談やめなよー」とか言う寸前だった。 いやー、ヤバイヤバイ(笑)。 その日はあまりの動揺に、「あ、今日、宿題あったんだっけ、もう帰るね!」とか言いつつ、後ずさりして彼の部屋を飛び出したけど。 本当にショックだったなぁ〜。
次のデートまで暫く時間があったので、学校へ行って同じクラスの全然関係無い男の子を見ても「あいつも、コケシ」「こいつもコケシなんだ・・・あぁ・・・」って頭抱えたくなりそうだった(笑)。 「あんなコケシが、私の中に入るわけが無い」 暫くの間、真面目に悩んだ。 若かったあの頃・・・(笑)。
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