その69 |
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素は恐い |
よろしかったら感想聞かせてください〜 |
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男友達の悩みを聞いた。 それは、彼の彼女が「セックス中にイった途端に異常に冷たくなる」らしいのだ。 「あー、そういうのってあるよね個人差だけど(いい加減な返答)」 と話を繋ぎつつ、詳しく聞いてみる。
どうやら、彼女さんは「イクとそのあとカラダ全体が過敏になりすぎて、どこをどんな風に触られてもくすぐったく。 ムカついて来る。」んだそうだ。 コトが済むと(っつーか自分が先にいってしまった場合、相談者君の下半身君がまだお達者クラブだとしても)、くるりん、と背中をむけてムスススゥーとした雰囲気で「モさわんないで!」って状態に突入するんだそうだ。
そりゃ寂しいでしょ、ウン。
個人差はあると思うけど、私的にいったら「終わった後」の「素っ裸 アーンド もう一応のカラダ的欲求が満たされてる」という状態での、肌と肌の触れ合い。 とか「そう言えば小さい頃さぁー」とかの、どーして今その話?! 的なベットトークとか、そういうのが貴重というか大好き!というタイプなので。 「終わり! じゃ!そゆことで!」 と背中を向かれたりしたら。 後ろからビール瓶で頭カチ割りたいぐらいにムカつく(大げさ←んー気分的には大げさでもないかな? ←コワッ)わけです。
むー・・・。 と昔を思い出してみる。
そういえば・・・そんな時もあった気がするなァ・・・。
セックスを覚え始めた頃。 まだ「前戯」も「後戯」もなんだか良くワケわかってなかった頃。 もっと詳しく言うと「なんでセックスしてんだろ?」とイマイチわけわかってなかった頃(←そんなんなのに、セックスなんかするな! とか言われてももう遅い、ピーヒャララ←後の祭の音)。 お互いに「イク」という事のみに集中していた気がする。 お互いに「どう気持ち良くイクか?」と、そればかりを考えていた気がする。 セックス=絶対にイクこと。 そうつまり、「お互いのカラダを使ったオナニー」をしていたような状態。
オナニーですから、何がなんでも「イク」事がないと意味がない。 逆を返すと「イク」事がないならする意味がない。 「イク」が来た(←変な表現)後には、もうすることが無い。 状態。
で、どうなるか? というと・・・。 大概、人1倍集中力(そんな事に関してだけワ)のあるワタクシ、大概、お相手の男性(当時の彼氏)より先に「イク」が来てしまう。
とどうなるか?
「素」に戻ってるわけです。 一生懸命汗を流してがんばっている「彼」の下敷きになりながら「素」。 もう、さっきまでドーンとボルテージ上がっていた分、反動もあって、通常よりも2倍ぐらい冷静な「素」・・・。 恐いですねー。
下敷きになりながら、なんだか上の人に対して同情していたりしたわけです。 あ、もちろん、可哀相なので、「素」のそぶりはしませんでしたよ。 それぐらいのエチケット(←なんか違う・・・)は持っていました。 いくら高校生でも! 体のほうだってそうです。 「異物感」しかないわけです。 さっきまで「あーん、もう死んじゃう!入っていた良かった!」と思っていたブツがイブツ(異物)に変身! です。 小さい違いですけど、感覚的には天と地の差ですな。
で、それでも中々終わってくれない場合・・・。 実は、ちょっとした「殺意」が生まれていたのを隠せません。 今、思い出しました。 故意に忘れようとしていたのかもしれませんねー。 最初は「同情」それでも異物と化したブツは「イタタ」を引き起こします。 それでも気付かずに頑張って汗流してる相手を見ていると・・・フツフツと「お前ェ・・・」というプチ殺意が芽生えます。 後頭部にアイスピック状態です(こわ)。
ま、手を出す前に終わってくれて。 射精の時の男性の顔ってなさけなくって、かわいくて。 それでプチ殺意がチャラになっていて(というか逆に「うわーん可愛い!」なんてプラスになったりして。)かろうじて殺人者にならずに済んでいた・・・。 と思われます。 自分ラッキー。←何か違う。
そんな事を思い出しました。 で、そう伝えました。 相談者に。
「げ・・・殺意・・・」
青くなっていました。 なんだか相談するんじゃなかったって感じです。
「触らぬ神にたたりナス。イッて不機嫌になってる人にチョッカイを出すと命に危険がある。」
教訓です。(←信じていいのか?)
ワタシがいつから「後でのイチャイチャ」が好きになったのか? を思い出そうとしても・・・これもなんだか思い出せない。 たーぶん・・・たぶん心とカラダがリンクしてどっちも「好き!」って思える相手に出会ってからだとは思うのだけど・・・。
イク事に重きを置かなくても良いセックスができる相手。 というのが大切かな?と。 イク事以外で楽しめるセックスを2人で見つけることかな?
たぶん・・・ね・・・←ちょっと自信が無し。
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