2000年 5月14日

       

 

 

自分更新日記

   

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テキスト庵 

       




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夕日ちょっと手前

 

 

 今朝、6時に叩き起こされました。 えぇ、たしか、昨夜、寝る前に「明日のあさはできるだけ早く起きて、色々と用事を済ませて、ドライブにでも行こう」

と約束しましたよ、えぇ、確かにね・・・でもねぇ・・・休みの日に6時って無いだろう! えぇ?!! 土曜日の朝6時はまだ夜中でっす!

 

 ということで、早起きは三文の得・・・なんて信じてもいないのに悔し紛れにブツブツ言いながら起き、でかける準備です。 まずは、皮膚科へゴー・・・。 8時30分には病院に到着。 ・・・なのに・・・10時30分からだって・・・。

2時間時間があるやんけボケーーーーーーーーーッ!!

 近所のカフェで朝食のセット食べました。 チッ!

 

 やっと皮膚科の先生に会い、私の問題を見てもらいました。 実はここ2,3日、両手の指先のほうに細かい水疱(直径1ミリ)がプツプツとできてきて。 なんだか痒いような気がする・・・

「も・・・もじがじで・・・もじがじで・・・水虫?? いや、手にできている・・・ということは・・・手水虫?!! いやだぁ〜!!これから人と握手もできないじゃないかぁ! つり革も持てないぞ・・・。 バスに乗るときは大また開きで何にも捕まらずバランス取って立たなくちゃならない。 地下鉄だってそーさ・・・トホホ、かっちょわる」

とパニクってみたりしていました。 

 

 そして、ワタクシの彼氏も右足の親指と人差し指の間に大きな水疱(直径2センチほど)ができておったのです。

「これって、なんだろう? 絶対に水虫じゃないと思うんだけど」

とおっしゃっていたのです。(しかし、なんで2人ともすぐに水虫・・・って発想なんだ?ほかにも皮膚病ゴマンとあるだろう?)

 ということで、仲良く一緒に皮膚科にれっつゴー!だったわけです。

 

 私が先に診てもらい、診断結果は・・・「季節の変わり目にでる湿疹」だそうです。

「せんせい・・・湿疹って水虫じゃないよね? 違うよね?菌じゃないんだよね?」(涙目)

と詰め寄る私に、あっさり先生は「あなた、去年も同じ事で来たでしょう? その上、確か・・・同じ事聞いていたでしょう?(なんでそんなに憶えてるんだ、お前・・・) 湿疹ですってば。 菌じゃないですってば。 あなた、皮膚が過敏なんですってば。 季節の変わり目には必ずできるんですってば、こういうのが。

 昔、あなたのような人は農村で重宝されたのですよ。 あら、ナナこさんの手に湿疹が出たんですってよ、そろそろ夏ね。 とか春ね。 とか・・・カレンダー代わりに使われていたような人なんですよ。 何人かに一人はいるんですよ、そんな皮膚の持ち主が。」

 とのこと、そういや・・・去年も会ったな・・・この医者・・・チッ!(健忘症悪化)。

 っつーか、私って、時代間違えて産まれました?? あれ? もうちょっと早く生まれていれば「農村のお天気おばさん」になれていたのに・・・うーん・・・でも・・・やっぱりちょっとヤダですわ。

 

 そして、彼の番です。

医「はい、あなたはどうしましたか?」

彼「絶対に水虫じゃないんですけど(自信満々、鼻の穴が広がる勢いで説明をしている)、水疱ができてるんですよ。 ちょっと痛いんです。」

医「え?水虫じゃないの?」

彼「絶対に違いますよ!ほら、見て下さいよ(靴下を脱ぐ)」

医(まじまじと彼の足を見る。)「あ、これ、水虫ですよ(あっさり)」

彼「えっ・・・(真っ青)」

 

水虫でした・・・(爆笑)←ほんとうに診察室で笑い崩れました。

 

 あんなに「水虫」を疑っていた私が「湿疹」で。 あんなに「水虫大否定」していた彼が「水虫」です・・・。 世の中は分りませんねぇ。

 

 お互いに処方してもらった薬を買い。 落ちこむ彼を励ましつつ、他の友達3人と落ち合い、ドライブへゴー。 海を見てきました。 ゆっくりお茶をして、海の匂いをかいで。 色々な話をして・・・。 楽しかったぁ。

 

 友達の新しい彼女として紹介されたレイちゃんはとても綺麗な女性でした。 モデルさんだそーです。 

 男性陣が仕事の話で盛りあがっているときに、女2人でみっちり話し込んでしまいました。 それは、「老いる恐怖について」です。

 

 彼女はピッカピカに美人で、一緒に歩いているとほとんどの男性がチラッと振りかえるほどの人なんだけど。 「美」を仕事にしてしまっているが故に「老いる」事に関して異常に「恐怖」を感じるんだそうです。 分るような気がスル・・・。

 

 まぁ、女性のほとんどは多少の差はあったとしても、老いる事にそれほど肯定的では無いのではないか? と思います。 それを商品として売りに出す・・・というのは結構勇気がいりますよね。

 そして「美を保たなければならない」というのは、あるいみ、大変なプレッシャーだと思えます。

 

 顔だけではなく、プロポーションや立ち居振舞い、姿勢・・・いろんな要素を高いレベルで保たなければならない。 確実に無くなっていく「若さ」を追い求めなければならない。 それは辛いことだろうなぁ・・・。 と想像できます。 彼女自身が追い求める、というよりは、社会のニーズが彼女にそれを追い求めさせる・・・というか。 自分で選べない辛さもあるような気がします。

 

 もともと、顔で食べているわけでも無く。人様に自慢できるようなプロポーションを持っているわけでもないワタクシは、彼女のように「時間に追われるような」恐怖を感じることは無いです。 無くすものが元々少ないってワケ。 なんとなくラッキー・・・(←負け惜しみか?)。

 

 今日は、他にも人がいたし、お互いの彼氏がいた・・・って事で、深い話ができなかったけれど。 近いうち、一緒に出かけよう、女同士でウヒヒ・・・と電話番号を交換しました。 ナンパ大成功でっす! ウッス!(←違う・・・) 「モデルご用達」の美容院の美容師(ノットカリスマ)を紹介してくれるってさぁ〜うわぁ〜い。 やっと髪が切れますよぉ。 良かったぁー。

 

 そして、帰りはお粥を食べてさっき帰ってきました。 久しぶりに「休日」した気がしたなぁ。

ハウ アバウ チュウ?

 

 

 

 

 

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