2000年 5月20日 |
++日記++ |
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今日は昼過ぎにバイクの事故を見てしまった。 原付同士の事故だったんだけど。 あんまり良い気持ちはしない。 どちらもケガが無く、警察も呼ばずに済んだみたいだけど。 バイク同士がぶつかる鈍い響く音、とか、人がアスファルトに叩きつけられる重い音・・・なんかが頭に残ってしまった。 そのせいで、ずっと気分がすぐれなかった。 ああいった、事故の音って、本能的に「嫌」って気持ちが沸き出るようにセットしてあるのかな?
話は変わって・・・。 人間、どんなに酷いルックスの人でも何処か必ず最低1箇所ぐらいは「ここだけはちょっと自慢、うふふ」という場所があるもんである。 という話をしていた。 本日。
3人で話をしていたのだけど、他の2人はそれぞれに「わたしゃ鼻」「わたしゃ肌」と即答してきた。 言われてしみじみ見てみると。 鼻と言った人の鼻はとても整っていた、 ほぉ〜。 鼻筋とおってるじゃん。 鼻だけ芸能人・・・といっても過言ではないだろう!(めっちゃ過言)。 もう1人の肌も、いわれて良く見てみるとキメが細かくて色白で、ほんのりピンク色で「うへへ上玉ですな」って感じである。 なるほどぉ〜。
さて、私は? という事になって・・・しばらく考えこんだ。 いや、マジ考えこんだ。 飲んでいたコーヒー冷めちゃったぐらいだし・・・。 顔・・・といったって、自信があるわけでもないけど、そんなことも考えなくもないような気がする時があったかもしれないなんて思ったりして・・・程度である。(どっちだっつの!) つまり、無い。
体だって「どれ、見ろほれ!」と自慢できるような部分は何だか思い浮かばない。 だいたい、他の2人はなんで即答できるんだ? あぁ? 普段からそういうコトって考えてるもんなのか? ねぇ、ジョーシキなん? ジョーシキ? それって???(被害妄想注意報発令中・・・)
考えぬいた末に、思いついたのが・・・「手のひら」だ。 手のひらだけは結構綺麗だと思う。 あ、いま、湿疹できてるけど良くみないとワカンナイしー。 「ほれ!」と友達に手のひらをかざしながら「これ」と胸を張ってみた。 ほぉ〜、と2人もなっとく(ちょっとホッとする。 異論唱えられたら、他に言う場所なかったんだもん・・・)。
1度、遊びに行った大阪で鶴見緑地公園っていうところに連れていってもらった。 公園でぷらぁ〜っとしたかったので。 そこではフリーマーケットが開催されていて冷やかしに入った。 っんが! そのフリマったら入場料を取りやがったのだ!チッ!(百円だけどね) グルッと見たけれど、別に欲しいものも無い。 普通過ぎる・・・。 フツー、フツーアー、フツーエスト・・・3段階でいったら、フツーエスト(あ、The 付け忘れた)レベルのフリマだった。 一緒に行った人は、なぜか? 「メルセデス社製のバスに使われいた部品」かなにかの前に陣取り・・・ネギリ攻撃をしていた。 元値500円なのに・・・さすが!大阪人!(結局200円で購入。 よっ!なにわアキンド!) と思いつつも、つまんねーなぁー・・・と1人、フリマから出ることに決定!
その出口を守っていたガードマンのおっちゃん。 その人が手のひらにスタンプをくれるのだ。 万が一、また戻ってきたときに2度入場料を払わなくてもオッケイなように。
ハイよっ・・・と手のひらをおっちゃんに突き出した。 おっちゃんは左手で軽く私の左手を持ちながらジィーーーと手のひらを見る。 「あ? なんか付いてるか? あれ? 今日食べたたこ焼きの海苔だったり??」 ちょっと不安になっておっちゃんを見ると・・・ 「ネーーーチャンきれーーーーーーな手のひらしてんなー」(大声) としみじみ言ったのだ。 (ちょっとちょっと声でかいよ! と思いつつ・・・)うれしかった。 エヘへ。 「いや、そんなことないっすよ」(いちおう謙遜、形ばかりでも謙遜)「いや、そんなことあるで!だっておっちゃんはな、一杯手のひら見てるンやから!」 と太鼓判、じゃなくってスタンプをくれた。
その日から、自分の手のひらが気に入るようになった。 人から指摘されないと多分、一生気がつくコトがなかった「良いところ」だと思う。 あまりにも日常で、わざわざジックリ見ることの無かった部分だ。 そんなところに気がつけて良かったと思う。
さて、あなたのお気に入りの体のパーツはどこですか? 自分で知ってる?
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