2000年 3月16日 |
自分更新日記 | |||||||
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先ほど、妹と話をしていて聞いた話です。 私の妹は、医療関係に携わる仕事をしているのだけど。 救急外来でバイトをしていたことがある。 救急外来が忙しくなるのは、大概、夜中から朝方で、ときどき「とんでもない」患者さんが来るらしいのだ。
例えば・・・農薬をイッキのみして死にきれなかった人←常習犯、やったの8回目ぐらい、「またお願いしマース」って言いながら来る人。 とか・・・ ホテルでセックスをしていたら、膣痙攣で抜けなくなって、繋がったまま運ばれてくる人・・・とか・・・←良く話って聞くけど、あんまり実際に見た人っていないよね? 人のご不幸なんだけど「うおぉ、人間ってすげぇ、すごいなぁ!!」ってココロノ底からビックリする話を、淡々と語ってくれる妹の話が大好きだ。
今日聞いたのは・・・ 結構すごかった・・・ 男性の「性感帯」の重要な部分として前立腺っていうのが在るというのは、結構知ってる人が多いと思うのだけど。 その部分、というのは、お尻の穴に指を入れてそっちからマッサージをしたほうが直接的で刺激が強い・・・んだそうです。 解剖学的にはね(あくまで!笑)。
で、結構、「男性オナニスト」のなかには、自分のアナルを使う人が多くいるらしくて。 時々「おしりの中に電球入れたら、中で割れちゃって取れませーん!」と運ばれてくる人(お尻血まみれ)までいるそうです。 おしりに入って取れない・・・これは、結構、良くあることらしいんだけど・・・
その今日の「スペシャル」な話はそんなもんじゃなかった・・・
運ばれてきた患者さんのレントゲンを取ったら、かなーーりの大きな「ブツ」がスッポリ大腸の中にハマっちゃってるらしいのですね。 で、一応「問診」をするのが礼儀(?!)らしくて、患者さんにカルテを取りながら色々と聞いたんですって。
そしたら・・・なんと・・・彼の大腸にスッポリ入ってるブツというのは・・・エイトフォーお徳用サイズだったそうなんです。
で、いちおう、カルテに書きこむために「どうしてそうなったのですか?」と質問すると彼は、すごく慌てながら(そりゃ慌てるよね、お徳用、まだお腹の中だもんね)。
「お・・・お風呂からあがって、タオル1枚で、くつろごうと思ったんです・・・そして、そのままテレビを見ようと思ってソファに座ったら・・・下にエイトフォーが仕掛けてあったんです! 誰かが僕を落とし入れたんです!! はぁはぁ・・・」 とイッキにおっしゃったそうです。 でも・・・彼は・・・1人暮し・・・救急隊の人達も、他の人がいた形跡は無かった・・・と申していたそうです。
それ・・・冷静になって考えたらわかるけど・・・ソファという「不安定な素材」の上に縦長の缶を置いて、上から体重かけたら・・・絶対に倒れるって! お尻には入らないって!
それ・・・偶然入ったとしたら・・・すごいお尻の穴だって!!
(なんとでも言いなさい・・・でも、あなたは・・・それで・・・おな・・・)とそこに居た看護婦さん、お医者さん、その他モロモロの方たちは心の中で思ったそうです(後で、心内をナースステーションでみんなで暴露しあったらしいけどね)。
でも、恐ろしいことに・・・腸に入って取れなくなってしまった「ブツ」を取る方法・・・というのは、「割腹手術」しかないらしくて。 お腹を切られたそうです。
たかがおなにー、たかがアナル・・・とあなどるなかれ・・・割腹は・・・コワイよ、やっぱりさ。
手術・・・ともなると、ましてや未成年とか独身の場合っていうのは、必ず「ご家族」に連絡が行くでしょう?(あ、結婚していてもそうか・・・) ソノ時に 「オタクの息子さんが、緊急オペをすることになりましたので・・・」 とか言われて 「えぇ?なぜですか!!」 「いや・・・それが・・・エイトフォーが・・・その・・・」 とか聞いてしまったら・・・ショックだろうなぁー。 っていうか・・・その運ばれちゃった人・・・っていうのも、内心「しまったぁー!!」って悔やんでるんだろうなぁ・・・。
みなさん・・・おなにー・・・気をつけてね!
あ・・・でも・・・その患者さん・・・実は、オナニーとかじゃなくて・・・自分自身への挑戦してたのかも?「どれぐらいのブツを入れられるのかな!」とか・・・ん〜ん〜・・・
基本的に、「セックスの代用品」としての認識しかないんだけど、私的には。 オナニーとセックス二つ並べられて、「さぁー、どっちが良いの?」とか聞かれたら・・・もちろん、セックスとると思うし(相手は自分で選べるっていう事でね)。 オナニーを色々研究するんだったら、「どうやったら自分の好みの人と付き合えるか? どうやったら、その人とセックスできるか?」とかそっちを自然に研究してしまうしなぁ・・・。
食欲、も性欲も、なんの「欲」でもそうなんだけど。 その「欲」だけを追求しようとすると・・・ある「ワナ」に引っかかりやすいんじゃないか? って。 欲の底無し沼のワナというか。
友達で「グルメ」な人がいるのだけど。 彼は、ワインにも詳しいし、新しいレストランにも詳しい、穴場っぽい場所にも詳しい、いつもそういう場所に出没しては食べ歩いている。 中には、「洋服の規定のウルサイレストラン」や「おしゃれな人達が集うレストラン」なんかもあるわけで。 そこにリラックスして行けるように・・・と服飾品にもお金を使うようになる。 クレジットカードの支払いが大変になる・・・ 彼、一言言ってたことがあって「オレ、まさに、食べるためにお金使ってるよな」って。 「オレの給料ってなんだろう?」って。 「オレは食欲の奴隷だ」って。
そういう疑問が沸くまでは、彼はたぶん、それなりに幸せだったんだと思うのだけど。
どちらがどちらをコントロールしているか? というのを考えてみると、「食欲」というか「美食」が彼の生活をコントロールしている・・・と云う感じ。
快楽とか肉欲とかにも通じるものがあると思うんだけど 「セックスをすると、快楽がついてくる」というのではなく、「快楽を得るためにセックスを手段として使う」とか。 「快楽」がプライオリティーになっちゃうと・・・なかなか、その「欲」って満足させられることがなくて、どんどん、下に沈んでいく螺旋みたいに深みに嵌っていくんじゃないのか? って。
そのエイトフォー君も、最初は鉛筆だったのかもしれない。 それが、マッキー極太になって、ペンライトになって・・・って、エイトフォーに行ったのかもしれない。 「もっと、もっと」って。 そして割腹。
人間の欲に物足りなさを感じさせずにストップをかけることが出きるのって・・・もしかしたら・・・愛・・・かな?
だって、本当に好きな人と食べる「まずいご飯」って楽しいし。 本当に好きな人と手を繋ぐだけだって、かなり嬉しいしね。
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あ、無理にとは言いませんよ。 |
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