2000年 3月27日

自分更新日記

 テキスト庵

 

 

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 最近、自分は「ぶっきっちょかも・・・」と自覚するようになったけど、以前は結構「器用」だと思っていた。 (今では、何やっても中と半端な自分にちょっとイラつき気味)

色々なことに興味を持って頭突っ込んでみる・・・っていう性格のせいだと思うんだけど。

 

 小学生のころはマスコット作り、編物、刺繍・・・手芸とかチョコチョコやっていた。 小学校高学年では自分で自分の服を作っていた(自慢ゲに着ていたけど・・・結構、ひどいもんでしたよー・・・笑)。 「買えない、無いなら作ってしまえ」と思っているフシがあった。

 で、次から次へと「おかーさん、これはどうやるの?」とか「おかーさん刺繍糸屋に連れていってれ」「おとーさんお金(←?)」とか言っていたような気がする。 やればそれなりに「形」になるので、なんだか「私って器用?エヘン」と内心思っていた。

 中学では「お菓子作り」にはまった。 夏休み、ダイエットと冬の持久走大会打破(っていうか完走・・・)のために、毎朝2キロぐらい友達と走っていたのだけど・・・。 

 夏休みだと言う事を「これ幸い」と、毎晩遅くまで(2時とか)お菓子づくりに専念していた。 夕食の片付けが終わってからキッチンを借りるんで、それぐらいになっちゃうのだ。

パンプキンパイ、マドレーヌ、パウンドケーキ、チョコクッキー・・・等々・・・オーブントースターで良くやるよ、あんた・・・ってぐらい作った。

 

 災難だったのは、一緒に朝走っていた女友達だ。 ダイエットが第一目標だった彼女に(私は、持久走を楽にしたい・・・だけ)、半ば脅すように「コレ!食え!」とそのお菓子の数々を手渡していた。 それだけでなく、目の前で食べる所を観察して。 「で?どうどうどうどう???」とシツコク聞いていたのだ。 いやー、メーワクさん>自分。

 

 おかげで、夏休み後、私は3キロ痩せ、彼女は3キロ太り・・・恨まれた。

 

 

 高校に入ったら高校に入った、その上の学校に入ったらその上の学校に入った・・・で、色んな事をチョコチョコやっていた。

 

 で、よく親とかから言われるのは「あんたは器用貧乏」っていう言葉だ・・・たしかに・・・貧乏だけどさ・・・ちぇ。

 そのほかに「あんたって、こ器用だよね」とも言われる。

 

 

 前書き長くなっちゃった・・・実は今日考えていたのはこの「こ器用」の「こ」の部分。

 これってさー、フシギじゃない? だーってさー。「器用だよね」って言われたら「ありがとう」って素直に取れるけど、「こ」が付くと「なんか嫌味クサイ」って風味がある。

 

 たとえば「細工が上手いね?」って言われるのと「こ細工が上手いね?」って言われるのと、全然感じが違うじゃない?(意味が違う・・か・・・)

 他にも「憎たらしいねー」っていうのと「こ憎たらしいねー」だと「こ」の分多めに憎しみが伝わる気がする。

 

 だいたい・・・この「こ」ってナンなんだろう? 文法的に必要なもんなの?(私、もしかして・・・バカさらけ出してます?あれ?ならったっけ?国語で?) 

「派手」は「こっ派手」、「地味」は「こ地味」、「楽しい」は「こ楽しい」(あれ?変だ?)・・・。 とにかく・・・。 フシギな力を「こ」は持ってるな。

 

 

 せっかくとった休みに、猫と遊びながら「こ」について考えてる私も・・・かなり「こ馬鹿馬鹿しい」人ではあるけどね。

 

 

 

 

 
             
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